北海道の本好きの独り言

北海道在住の本大好きな男のつぶやきです 本や北海道に関することを適当につぶやきます

雑誌Oliveを読む男

学生時代、その当時付き合った彼女が愛読していた"Olive"や”anan"などのマガジンハウス系の雑誌がありました。

最初の頃は、全く興味がなくページをめくる事もなかったのですが、デザイン系の勉強をしていて課題として異性の雑誌のアイディア・デザイン案の課題が出たのが雑誌を見る機会でした。


誌面デザインや色合いが気に入ってしまい、
その後、毎回彼女が購入してきた雑誌”Olive"をなんとなく読んでいるうちに、自然にハマり出し卒業するころには自分で定期購読している感じでした。
社会人になってからも目を通していましたが、
必ず毎号GETしたいので本屋で取り置きをしてもらい、カモフラージュの男性誌と一緒に購入して、自宅で密かに目を通していた記憶があります。


数年間定期購読して保存していたので、
新しい彼女が初めて部屋に遊びにきた時には、
雑誌の数や女性誌・男性誌関係なく置いてあったので驚いていました。一度、雰囲気の違う女の子と付き合った時は、かなり引いている感じでした(笑)

昔の雑誌を整理をしているうちにこのOliveが目に入り3時間も読んでしまいました。

 

あの頃の色合い・デザイン・・・  イケてるなぁ・・・

天地真理とアイドル雑誌のこと

私は北海道の田舎の中学生でした。

当時グループサウンズからアイドルの時代に移行しつつあり、アイドル雑誌といったら、明星と平凡が二大アイドル雑誌でした。
そして、彗星のごとく現れたのが、天地真理でした。相前後してデビューした南沙織小柳ルミ子とともに三人娘といわれていましたが、私の回りの同級生も圧倒的に天地真理を支持していました。まるで、白雪姫と見まごうほどのかわいさに、少年の私は心を奪われてしまいました。


当時のアイドルの写真は、少年雑誌に時折織り込まれるピンナップくらいなもので、天地真理の姿を焼き付けようとテレビに釘付けでした。
そんなとき、少しませた同級生が、平凡を買ってきて、見せてもらいびっくりしました。憧れの天地真理が、ところ狭しとたくさん写っていました。しかも、特別付録として、特大ピンナップが織り込んであり、等身大に近い天地真理がそこにいたのです。
もう同級生の間で大騒ぎになってしまいました。当時、私のこづかい1か月分くらいの値段だった記憶があり、明星派と平凡派に分かれて支持したような記憶があります。
ピンナップの量は、圧倒的に明星の方が多かったと記憶しています。
学校から家に帰ると、真っ先に等身大の天地真理のポスターの頬にキスをしていました。始めての初恋だったのかもしれません。
昨年、NHK朝の連続テレビ小説あまちゃんで、アイドルのピンナップが貼ってある部屋が舞台になった姿を見て、猛烈に感動しました。

あの頃の私は、大きな時代に呑み込まれていたような気がします。幸せな時代でした。

 

古本屋で当時の雑誌を見つけてこんな思いが蘇りました。